
鋳物コンロは構造が非常にシンプルな調理機器です。
そのため、火がうまくつかない場合の原因は、ある程度決まっています。
結論から言うと、
多くの場合は「汚れ・煤による詰まり」か「空気調整器(ダンパー)の調整ができていない」が原因です。
逆を言えば、
原因はほとんどそこにあります。
火がつかない、火が不安定な場合は、
まず以下の点を確認してください。
鋳物コンロのガスがうまく燃えないときは、
次のような状態が原因になっていることがほとんどです。
まず、前提としてそもそもガスが供給されているかをご確認ください。
元栓が閉まっている場合や、
ガスメーター・機器側の安全装置が作動している場合、
ガスが遮断されて点火しません。
製品部分を確認する前にガスの供給状況を確認することで、
不要な分解や清掃を避けることができます。
そのうえで、以下のような状態が主な原因となります。
空気調整器(ダンパー)の調整不良
バーナー炎口の目詰まり
混合管内部、コックノズルの詰まり
鋳物コンロは構造が単純な分、
汚れや調整ズレがそのまま燃焼不良につながります。
火がうまくつかないときは、
いきなり故障や交換を疑う前に、まず次の5点を確認してください。
ガスが供給されているか(元栓・安全装置)
空気調整器(ダンパー)の開度調整
バーナー炎口の目詰まり確認・清掃
混合管内部の詰まりの清掃
コックノズルの詰まりの清掃
この5つで、
症状が改善するケースが非常に多いです。
ちなみに、鍋を載せていない状態で点火確認を行うと、火移りが悪く感じる場合があります。
鋳物コンロは鍋を載せた状態での使用を前提とした構造のため、鍋を載せることで炎の回りが安定し、火移りが改善することがあります。
詳細な解消方法は以下をご確認ください。
また、動画でも掲載しておりますので、こちらも併せてご確認いただくとわかりやすいです。
■火が不安定なときの対処方法(一重コンロ)
■火が不安定なときの対処方法(二重コンロ)
■火が不安定なときの対処方法(三重・四重コンロ)
炎が赤くなったり、
ボワボワと不安定な場合は、
空気量が合っていない可能性があります。
空気調整口の開度を少しずつ調整する
炎が安定する位置を探す
ことで、
改善する場合があります。
赤火や不安定な炎も、
多くは空気量と汚れが原因です。
改善しない場合は、
バーナー部を十分に冷ましたうえで、炎口の清掃を行ってください。
千枚通しなどを使って、炎口の目詰まりを解消
ブラシで煤や汚れを落とす
さらに改善しない場合は、
混合管内部、コックのノズルの清掃を行ってください。
コックを取り外す
細い金棒などで混合管内部をつつき、汚れや異物をこそげ落とし、バーナーを縦にして汚れや異物を外に出す
コック部分のホースエンド部分からエアなどで吹き、ノズルから汚れを除去する
鋳物コンロは、
日常的な清掃が非常に重要です。
できれば使用後、都度
吹きこぼれや油汚れは、
サビ
点火不良
の原因になります。
十分に冷めた状態で行う
焦げ付きや油汚れは、
金たわしやワイヤーブラシで表面をこすって落とす
水や洗剤は使用しない
※水分はサビや点火不良の原因となるため、
使用は控えてください。
五徳
キャップ
これら、
取り外しが容易な部品については、ご自身で清掃して問題ありません。
コックの分解
バーナー部分からコックの取り外しはご自身でしていただいても問題ありませんが、
コック自体の分解は、
ガス漏れの原因となるため、絶対に行わないでください。
上記を行っても改善しない場合は、
使用環境
ガス供給状況
部品の状態
など、
個別確認が必要なケースもあります。
無理に使用を続けず、
状況を整理したうえでご相談いただくと、
判断がしやすくなります。
鋳物コンロに火がうまくつかないときは、
汚れ・煤による詰まり
空気調整器(ダンパー)の調整
が原因であることがほとんどです。
まずは清掃と空気調整。
それで改善するケースが非常に多くあります。